👉 真上から覗き込むグラスのなかに広がる小さな青い宇宙「上からソーダ」について

色見本付き塗り絵

カフェのテラス席で注文した飲み物が運ばれてきたとき、ストローを挿す前にふと真上からグラスの中を覗き込んで、その美しさにドキッとしたことはありませんか。ネットで見つけたこのイラストは、そんな日常の一瞬を真上(俯瞰)から見下ろすという、すごく新しくてスタイリッシュな構図で切り取ったアートです。画面のど真ん中にダイレクトに描かれているのは、どこかレトロで幾何学的なカッティングが施された丸いガラスの器。そこに注がれた鮮やかなソーダ水と、ポッカリと浮かぶ丸いバニラアイスが、まるで一つの星のように描かれています。

この作品の面白いところは、上から見下ろしているからこそ、炭酸の細かな泡がシュワシュワと弾けて外側に広がっていく臨場感が、円を重ねたラインで表現されている点です。グラスのすぐ下には繊細なレースのコースターが敷かれていて、周りには星型の小さなモチーフが散りばめられており、まるで冷たい夜空をグラスの中に閉じ込めたようなロマンチックな世界観が漂っています。ただ眺めているだけでも涼しげな気分になりますが、この不思議な視点の画面にどんな色彩を乗せていこうかと想像するだけで、頭の中に眠っていたクリエイティブなアイデアが刺激されます。

この円形のアートを自分の手で彩っていくなら、今回は「透明なレイヤー(層)を重ねる」ような感覚で、いつもとは違う色の乗せ方を試してみるのが楽しそうです。例えば、メインとなるソーダ水には、ブルーハワイのような目の覚める青を一色で塗るのではなく、まずはグラスの底にあたる中心部分に、少し深みのあるターコイズブルーやシアンをしっかりと乗せます。そこから外側のカッティングのラインに向かって、ごく薄いスカイブルーやミントグリーンへと繋がるグラデーションを作ってあげると、ガラス越しに光が透過しているような瑞々しい透明感がパッと浮かび上がってきます。

真ん中にある丸いバニラアイスは、白さを活かしつつも、炭酸水の青がほんのりと反射して映り込んでいるイメージで、アイスの縁にだけ淡い水色やラベンダー色の影を優しく忍ばせるのがリアルに見せるヒントです。仕上げに、ちょこんと添えられた真っ赤なサクランボにパキッとしたチェリーレッドをひと差しして、周りの星のモチーフにゴールドやレモンイエローを効かせてあげれば、お皿の上が一気に華やかなアートへと変身します。静かな午後にペンや色鉛筆を動かしながら、一層ずつ画面を冷たく染めていく時間は、日々の忙しさをすっかり忘れさせてくれる特別な没頭感を与えてくれますよ。

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